2002.6.25 PFF今岡信治特集/韓国 VS カーン(ドイツ) |
2002.6.23 伝説のハードボイルド・ピンク 「荒野のダッチワイフ」、遂にDVD化! |
2002.6.9 "テッテ的"映画賛歌 「少林サッカー」(2001/チャウ・シンチー監督作品)★★★★★★★(無限大) イングランド、アルゼンチン撃破!ヒデキ感激!いやっほう!酔いと興奮で柄にもな く電話しまくってしまった。 以下、スポ根系中心にオススメの"テッテ的映画"をまとめてみたぞ。どれか1つでも 「食神」チャウ・シンチーによる"ミスター味っこ+少林寺"的傑作。地に堕ちた天才
シェフが少林寺で過酷な修行をつんで帰ってくるという馬鹿極まりない設定をキレ味 「恐怖の外人球団」韓国産アストロ球団実写版にして大いなる失敗作。見所はオジャパメン的コテコテ80sPOPと、
工藤静香みたいなワンレン時代物のヒロインのみ。合掌。 「チャンピオン鷹」柴田恭 ・・・否、ユンピョウ主演のサッカーアクションだが、どたばたやってるのみでしょ
ぼさ爆発。少林サッカーがきた現在ではまさに赤子同然。 とにかく作り手は迷いを捨ててほしい。外からの常識的な声は聞きのがして無我夢中 で作ってほしい。狙ったギャグよりも光るのはそういった迷いなき暴走演出だ。(少
林サッカーあたりは例外でそのどっちも決まってるわけだが)その時こそテッテ的映画の傑作が生まれるのだ。
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2002.6.6. ワールドカップ雑感 その2 |
2002.6.3. 親愛ならぬ日記、その他ワールドカップ雑感 ★★★あがた森魚やら杉作J太郎を呼んでプチ司会までやるハメになった5月のニッ ポンエロティクス関連のイベントも無事終了。 いよ いよ今日は日本代表登場。時間帯がきついのでビデオ観戦する予定なのだが、情報を カワして家に帰るのが大変な東京。油断はならねーっす。んがっ。 |
2002.6.1.ワールドカップ開幕 4年前は大学3年だったか。その前は高校2年か。今年はフランス敗れるという波乱でワールドカップが開幕した。今年の優勝はイタリアを予想。かつてのバッジョを中心とした背中に哀愁漂ってます系の面影はない。安定した強さだもんね。個人的に応援したいのはイングランド。あとはザボビッチ(スロベニア)、レコバ(ウルグアイ)あたりのファンタジスタ系選手に注目。ニッポンももちろん頑張ってほしいところすね。以下、最近観た映画感想文。 『ライブイン茅ヶ崎』★★★ 『宇能鴻一郎の濡れて打つ!』★★★☆ 『ラブホテル』★★☆ |
2002.5.24 『河』『ふくろうの夏』『夢なら醒めて』 『河』★★☆ 『熟女のはらわた 真紅の裂け目(ふくろうの夏)』★★★☆ 『PERFECT BLUE 夢なら醒めて・・・・』★★ |
2002.5.18 『穴』『海鳴り、あるいは、波の数だけ抱きしめてられるかアホンダラ!』 土曜日は恵比寿で杉千代さんとソーラ・バーチ主演の新作『穴』。未だかつてない酷い穴であった。合掌。夕方の下北。北口を久々に歩いて何だか懐かしかった。こういう気持ちって今が充実してる証拠か。余裕ある証拠か。ふっ。単純馬鹿。『傷だらけの天使』で岸田今日子はショーケンのことを「あの子は飢えてる方が素敵なのよ」なんて言ってた。そーゆーのも大切にしなきゃだ。つーかそういうの失ったらただのフヌケだ。なーんて思った日曜日の明け方。しかしその後満を持して入手したチェット・ベイカーの"Sings & Plays"のLPなど聞いて一日中うとうとしてた寝不足ダメ人間。それは私です。合掌。 『穴』★ 『集団痴漢 人妻覗き(海鳴り あるいは、波の数だけ抱きしめてられるか、アホンダラ!)』★★★☆ |
2002.5.14 『KT』『親愛なる日記』 ひょんなことから週末恒例となった杉千代(仮名)さんとの映画三昧。今回は渋谷で話題作『KT』。まあまあ悪くない映画。朝までぐだぐだ飲んで食って帰宅。日曜日は杉千代さんを迎えに久々に羽根木公園を通って東松原へ。家のベランダで雨ざらしになるたびに腐るんじゃないかと心配だったベンチに2人がかりで真っ青なペンキを塗りたくった。なかなかの出来映えに満足。受けを狙ってかけたフリッパーズギターのベストがこそばゆくていかんかった。合掌。ついでに前住んでたアパートの敷金が返ってくるというので大家さんのところへ。しかし18000円ぽっきりって何でやねん。連絡も遅くなったっつーことで大家さんは20000円くれようとしたので「同情はいらないぜ!グランドマザァ!」と言い放ってきびすを返した、というのはもちろん嘘で、へこへこ頭を下げて受け取って杉千代さんを連れて下北で飲んだのであった。 『KT』(2002/阪本順治監督作品)★★☆ 『親愛なる日記』(1998/ナンニ・モレッティ監督作品)★★★☆ |
2002.5.13 『襲られた女』『サラ』『青空』 ピンク3本。ビデオ&DVD化された高橋伴明監督の大傑作『襲られた女』。5/9のアップリンク・ファクトリーの上映会にて鎌田監督の『サラ』、サトウトシキ監督の『青空』2本立て。上映後監督らと飲み。とにかく毎日眠い。ぐう。 『襲られた女』(1981/高橋伴明監督作品)★★★★★ 『サラ(若妻 不倫の香り)』(1996/鎌田義孝監督作品)★★★★☆ 『青空(果てしない欲情 もえさせて!)』(2000/サトウトシキ監督作品)★★★ |
2002.5.6.『バーバー』 この日記もどうやら50回目らしい。アホである。それはさておきGW最後の日、恵比寿でコーエン兄弟最新作『バーバー』。可もなく不可もなく。久々の代官山で高価な靴を買っていい気になる。ふふん。ふふふん。その後何故か自由が丘で飲んだくれ。阿呆。甘いもん過剰摂取に注意。打倒糖。打倒無駄遣い。 『バーバー』(2001/ジョエル・コーエン監督作品)★★★ |
2002.5.4 『風が吹いたらクレイジー・ラブ(陵辱!制服処女)』『ウィークエンド』『Hole』 昨日は中野でDVDを出すことになった高橋伴明監督にご挨拶。んでもって今日は友達が来て昼間からベランダにテーブル出してビールとワイン。至福。青空と太陽、久々に浴びまくったせいか夜はぐったり。慣れないこたあするもんでなし。ふひー。それでも下北でビール2杯かっくらって帰宅。気付いたら黄金週間もあと1日。合掌。 『風が吹いたらクレイジー・ラブ(陵辱!制服処女)』(1986・福岡芳穂監督作品)★★★★
『ウィークエンド』(1967・ジャン=リュック・ゴダール監督作品)★☆ 『Hole』(1997・ツァイ・ミンリャン監督作品)★★★★ |
2002.5.2.『DOG★STAR』 /『1・3(セックスフレンド 濡れざかり)』/『来るべき光景(赤い情事)』 アップリンクの掲示板に「私信で失礼致します」という書き込み。宛名は「なほへ様」。また悪い癖で心は過去にずるずると引きずられ。何でまた知らなくて済むことを教えたがる。どーして女というやつぁ、ういーひっく、ってなもんで。毎日飲んだくれる日々。下北でヒルタさんにもの凄く良い居酒屋を教えてもらった。隠れ家的で、おじちゃんとおばちゃんが切り盛りしてて、かかってるのはキャンディーズとかで、料理がうまくて、酒はビールと焼酎とウイスキーくらいしかなくて、居心地抜群。 『DOG★STAR』 (2002・瀬々敬久監督作品)★★★ 『1・3(セックスフレンド 濡れざかり)』(1999・坂本礼監督作品)★★
『来るべき光景(赤い情事)』 (1996・瀬々敬久監督作品)★★★★ |
2002.4.28 「病院へ行こう」より数百倍面白い滝田洋二郎の『桃色身体検査』 『美少女ブロレス失神10秒前』★★★ 『美少女ブロレス失神10秒前』。ロマンポルノ版「カリフォルニアドールズ」といった感じで好感度大。噂に聞く山本奈津子さんの80'sバブリーなキャピキャピぶりにびっくり。金子修介の『濡れて打つ!』も早く観たいぞ。続いて滝田洋二郎の『桃色身体検査』。牧師姿の大杉漣とトラキチのおっさん(螢雪次郎)が死体を盗んで一山当てようとするが。。。これぞスラップスティック!後の滝田監督の代表作『病院へいこう』の数百倍面白い気がしたのは気のせいか?テンポも素晴らしいし。続いて仕事関係でエリックロメール『緑の光線』、フィリップガレルの『内なる傷痕』。どっちも寝はぐった。柄にもないことはするもんじゃなし。 今回はロマンポルノ絡みの話が多いが、今日は87年の傑作『母娘監禁・牝』のヒロイン、前川麻子さんの主催するアンファンテリブルの2人芝居を観に広尾のレストラン"COREDO"へ。演出に『母娘監禁・牝』を観て映画監督になろうと思ったという今岡信治氏、共演に今岡監督の『彗星まち』『デメキング』の長曾我部容子さん。バーカウンターで行われるお芝居をまったりと酒を飲みながら鑑賞。お芝居終了後、今岡監督から前川さんを紹介してもらい、『母娘監禁・牝』のDVD化についてご本人から激励を受けて気合い入る。ふんがっ。それにしてもパンフの今岡監督の文章、すごすぎ。"おしっこ"であそこまで"もののあはれ"を感じさせられるのは彼だけだろうなあ。ふはは。 |
2002.4.21 ウォータズ・ハイ/ザ・投稿ビデオ/妖婆・死棺の呪い/空き部屋 『ウォーターズ・ハイ(暴行クライマックス)』★★☆ VHSにて佐藤寿保監督の初期作品『ウォーターズ・ハイ』。瞑想タンクとコインロッカーベイビー。一級のサスペンスとして楽しめる作品だ。しかし今ひとつパンチ力には欠けた。続いてサトウトシキ監督『ザ・投稿ビデオ』。疲弊した主人公のAV監督の姿はトシキ監督の投影か?なかなか面白かった。 |
2002.4.19 全然痴漢電車じゃないけれど、まさに感じるイボイボ 4/18はNIPPON EROTICS FILM ARCHIVES。田尻裕司監督『姉妹OL抱きしめたい』今岡信治『イボイボ』の上映、そして両監督と俳優の川瀬陽太さんによるトークが何とか無事終了。『姉妹OL抱きしめたい』は良く出来た女性主観のドラマで、案の定女性陣で泣く人がいたが、個人的にはやはり大画面で再び観た『イボイボ(痴漢電車感じるイボイボ)』。女を失って妄想の世界から抜け出せない男を優しく受け入れる少女がいて睡眠薬があって男は夢と記憶と現実をいったり来たりしている。とかく落ち込みに落ち込んでどん底にいるときにタイミングよく天使みたいな少女が現れるはざぁねえのだが、弱い僕らはこの時点でこの映画に多大なる感情移入をしてしまう。やがて少女の愛が男を現実へと着地させるが、今度は少女に悲劇が起こる(このへんの描写がラリってるとしか思えなくてすげー)。そしてラスト。不発弾の代わりに、主人公と同様に無力な僕たちの感情が爆発する。以下はその時にかかっているあまりにも優しい歌の歌詞。この映画の全てを集約するかのような素晴らしいフレーズ。 「眠り薬をください、私にも。子供の国へ帰れるくらい。私は早くここを去りたい。できるなら鳥になって。」
『イボイボ』は、僕たちを60分間だけ否応なしにそこにある現実から逃がしてくれる救済の映画である。しかしハマり過ぎて我を失う危険があるため、この映画が大好きだと語る田尻監督やひょんなことから死のうと思っていたのをこの映画がきっかけで止めたという某関係者はトークのためにあえてこの日の上映を観なかった。 一つ前の世代のピンク四天王、佐野和宏の傑作『Don't let it bring you down』では「くよくよしちゃだめだよ。お城が燃え落ちてるだけさ。」ニール・ヤングの歌詞が出てきた。一度戦って負ける、でもくよくよするなよ、というメッセージだ。しかしイボイボの主人公はふらふらと失った女を捜し妄想にかられるだけである。そして天使のような女の子にようやく現実へと引き戻されるが、そこは爆弾すら爆発しない世界だ。 時代は変わる。 思えば同時期に流行っていた『エヴァンゲリオン』ともすごくリンクする映画である。そして残念なことに本作はラストの曲が中島みゆきであることからビデオ化すらできない、幻の作品なのだ。どこからかくにゃくにゃと運命の糸がやってきてこの映画に出会えた自分は幸せである。 終了後監督達と渋谷で飲んで下北ストーリーズへ。3時過ぎに帰宅。会社のことを考えると頭痛がした。頭の中には中島みゆきがぐーるぐる。合掌。 |
2002.4.13 阪神絶好調!オウムだコギャルだユンピョウだ!プチ映画評大放出の巻 『A』(1998/森達也)★★☆ アップリンク・ファクトリーにて『A』。言わずと知れた麻原逮捕後のオウムのドキュメンタリーだけれども、荒木広報部長らからは何ら危険な香りもスケールも感じない。しかし転々とし行く先々で存在自体が問題となる彼等の姿には何だかいろいろ考えさせられはした・・・が!しかし!135分、立見でちかれたびー。もう一度ゆっくり観たし。ぼよーん。 |
2002.4.7. 全米人気ナンバーワンTV番組『サバイバー』日本版がいよいよスタート。 『海の駱駝』(1995・松岡邦彦監督作品・公開時タイトル=「どすけべ母娘」)★★★
毎日眠い。春めいてきたせいもあるんだろーが、尋常じゃない眠さだ。金曜は4時までストーリーズ、土曜は元同僚らと朝まで下北〜自宅で飲み。ぼーっと洗濯なぞしつつだらだらテレビを観る日曜日。 |