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Mojo Silly Talk Vol.81 |
■映画■ 『濡れた欲情 ひらけチューリップ!』(1975/神代辰巳監督作品)★★★★ 『アフリカの光』(1975/神代辰巳監督作品)★★★ 『ウェディング・シンガー』(1998/フランク・コラチ監督作品) ★★☆
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Mojo Silly Talk Vol.80 |
■映画■
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Mojo Silly Talk Vol.79 |
●渋谷シネクイントで敢行された女の子限定ロマンポルノオールナイトが無事終了。実に有料入場者220人(!)、冒頭の『女地獄
森は濡れた』でまさかの爆笑モード。一気に心わしづかみ。 そしてゲスト3人が強くオススメして期待が膨らんだところで休憩無しで神代辰巳のトンデモ傑作『悶絶!!どんでん返し』スタート。この日一番、最初から最後まで大爆笑で幕。 とにかく来てくれた人に感謝。関係者の皆様、おつかれさんでやんした。今回は実に良い感触だったのではないでしょうか。。。云々。 ●今年1番の興奮と感動を与えてくれた『少林サッカー』ついにDVD化!ついついTシャツ付の箱を買ってしまった。
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映画「血を吸う宇宙』DVD発売記念イベント「血を吸うヤケ クソ祭り」、盛況のうちに無事終了。司会の人、ロフトプラス
ワンの人、出演者のみなさんお世話になりっぱなし。 『(秘)・色情めす市場』(1976・田中登監督作品)★★★★★
その他レビュー待ち作品
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あーもう感想書く暇ナッシング。取りあえず星取表と簡単な感想を書き殴ってみるかいな。クストリッツァの『SUPER8』は映画中のビデオクリップが出色の出来だった以外は退屈。メンバー個々のドキュメントやるにしては人数多すぎるんじゃ!(笑)『トリプルX』はアメリカ〜ンで筋肉バカのヴィン・ディーゼルが今までにないシークレットエージェントを演じて、超1級の娯楽作品としては上出来過ぎるくらい。まるで漫画(「ワイルド7」って説もある)な、あり得ないピンチの乗り切り方も彼なら説得力あり。チラシなどでは全然露出していないが、何つってもヒロインのアーシア・アルジェント(ダリオ・アルジェントの娘!)が素晴らしい。目の下のクマ(いろいろ想像してしまうなあ)が尋常じゃないが、攻撃的な顔立ちながら女らしさや弱さも見せるクールビューティーになりきれない役はハマり過ぎ。萌えます(阿呆)。鬼警部サミュエル・L・ジャクソンは何だか楽しそうで笑えるなあ。『ロード・トゥ・パーディション』は日本の名作漫画「子連れ狼」をパクったアメコミ(?)が基盤になっているが、演出や設定がストイックで渋〜いのなんの。トム・ハンクスが子連れ狼やるようになるとはねえ。78歳となったポール・ニューマンが流石の貫禄で暗黒街の老ボスを演じる。せつなさライセンス1級。久々に男泣きの名作が登場だ。続く冨樫森監督の『ごめん』は思わぬ面白さ。"ナニワの小さな恋のメロディ"的な映画なのだが、妙におっさんぽい主人公の男の子を始めキャラクターがそれぞれ面白いのはもちろん、関西ならではの会話のノリ、テンポが存分に発揮された快作。たまにはこういう爽やかなの観てリハビリしないとだな・・・(以下略)。アップリンクファクトリーでの瀬々敬久特集上映で関東大震災を複線に繰り広げられるエンターテインメント作品『未亡人 初七日の悶え』、秩父困民党が現代を駆け抜ける『未亡人 喪服の悶え』を鑑賞。共に野心的傑作。いずれも佐野和宏の演じる好色エロ坊主が最高で、普段だらしないが、やるときゃやる。アルトマンの「ロング・グッドバイ」のエリオット・グールドを彷彿とさせる。その他ビデオではロマンポルノを観まくった。中でも神代辰巳『濡れた欲情 特出し21人』がヤバ過ぎ。複数のエピソードが羅列されるが、さっぱりわけのわからないという物語の絶妙な破綻、主人公もいなきゃ登場人物も奇妙かつ全員自分勝手(笑)。気の抜けた「恨み節」が耳に残るゴダールも真っ青な怪作だ! ◆新作 ◆旧作
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以下、映画評。 『もっとしたたかに もっとしなやかに』(1976/藤田敏八監督作品)★★★☆ 『悶絶!どんでん返し』★★★★★ (1977/神代辰巳監督作品)
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散財の秋。最近レコードとか漫画とかは買ってないけれど、アホみたいに映画観まくってます。下半期の新作は今のところ『ズーランダー』を越える映画が出て来ていません。ぶっちぎりです。年上の方からオススメ頂く旧作邦画はクオリティ高し。10/27から始まる瀬々監督ピンク作品の上映にも期待! 『人魚伝説』★★★★(1983/池田敏春監督作品) 『WASABI』☆(2001/リュック・ベッソン監督作品) 『サイン』★(2001/ナイト・シャマラン監督作品) 以後、鑑賞済。レビューはまた次回。
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2002.10.11. 秋のイベント3連発!東京ファンタ、血を吸うヤケクソ祭り、女の子限定オールナイトのお知らせ。 10/31(木)23:00〜東京ファンタスティック映画祭〜映画秘宝祭り開催!アップリンク・一夜限りのカルトDVDショップ出店します。上映中は店たたんで映画観るぞー!(←それが目的か?)ちなみに上映作品はケヴィン・スミスの最新作にブラックムービーの金字塔、フォクシー・ブラウン!!!場所は渋谷パンテオン。野郎ども、待ってるぜい。 11/13(水)19:00〜『血を吸う宇宙』DVD化記念イベント〜アップリンク&ダブルダイナマイツpresents "血を吸うヤケクソ祭り"開催!場所は新宿ロフトプラスワン。ゲストは中村愛美、三輪ひとみ、柳下毅一郎、中原昌也、吉行由実、その他映画秘宝の方々で送るディープかつマニアックな夜。是非是非ご来場あれ〜! 11/23(水)23:30〜ニッポンエロティックスpresents ロマンポルノの女の子限定オールナイト上映やります!上映されるのは、DVDで発売される『母娘監禁 牝』(1987/斉藤水丸監督作品)『女地獄 森は濡れた』(1973/神代辰巳監督作品)に加え、神代辰巳の傑作『悶絶!どんでん返し』(1977)、滝田洋二郎と高木功の黄金コンビによるSFコメディ『タイムアバンチュール 絶頂5秒前』(1986)。ゲストは漫画家の駕篭真太郎、三島由紀夫賞作家兼ライター・中原昌也、ネオ活弁映画監督・山田広野。女性の方、ご来場お待ちしてま〜す!どうしても観たい男性陣は女装して来〜い!場所は渋谷シネクイント。パルコPART3・8F。 ってなわけで大忙しの秋本番!負け犬に合いの手を!以下、映画感想!熟読不可!信用不可?!うがー! 『ドニー・ダーコ』(2001/リチャード・ケリー監督作品)★★★★ 『天使のはらわた 赤い淫画』(1981/池田敏春監督作品)★★★★☆
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2002.10.7.『天国の口、終わりの楽園』 ・・・ったくもーほんとに我が儘で短気でちょっとオバタリアン入ってる中年のおやじ(しかもデブ)ってのも困りもんだ。八つ当たりってのは一番気分悪いんだよタコ。なーんて思った夜(謎)。杉千代と合流して六本木なんて似合わない町をぶーらぶら。飲み屋で数年ぶりにふっと聞いたキュアー(爆)の『ジャスト・ライク・ア・ヘブン』。洋楽のヨの字も知らないヨヨヨーって感じの中学生だった俺がたまたま旅行の時に聞いてたこの曲。これ聞いて村上龍の『コインロッカー・ベイビーズ』読んでた記憶がばーっと蘇った。ついでに担任にダチュラ!とか言ってたりして恥ずかしい中学時代。あー懐かしい、イイダ先生。中本工事似の国語教師。トランポリン(←関係ない)。 『天国の口、終わりの楽園』(2001/アルフォンソ・キュアロン監督・脚本作品)★★★
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2002.9.30.『ズーランダー』『バイオハザード』『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』 秋の夜長に虫の音を聞きながらぼーっと・・・ともいかず、これから襲いかかってくる(ていうか自分で種蒔いた)4つのイベントで頭がビッグバン。ぱぱんがぱん。ぱぱんがぱん!ぱぱんがぱんっ!きゃー!どっひゃー!と壊れたフリしてもだあれも助けちゃくれねーっつーの。はは。また同期の人間と後輩が退社で何だか取り残され感もありつつ、不思議とまだ何か居てみようって思っていたりして。同時期に入った4人も今や俺1人。それでもいろいろな人に支えられ、世のためマニアのため奔走する日々は続く。 『バイオハザード』(2001/ポール・アンダーソン監督作品)★★★★ 『バイオハザード』はゲームとはまた毛色の違う"アクションホラー"といった感じの快作。そして男として特筆すべき点が1つ。ラスト付近で寝台からうおおおおおっとすごい形相で起きあがるヒロイン、ミラ・ジョボビッチの局部ヘアーがはっきりと見えるのである。一時停止だー!と劇場で慌ててリモコン探したアホな野郎多数(んなわけぁないけど)。ミラジョボ、やはり現恋人である監督ポール・アンダーソンの前だからOKだったんでしょうか。それと『ガールファイト』のミシェル・ロドリゲスが脇役なんだけど、これがもうむやみやたらな殺気でゾンビより怖い。あ、いや結局ゾンビなんだけどね。はは。あ、やべ、ネタバレだ。げほげほ・・・というわけで?よーやった、ジョボビッチ!
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2002.9.14 『初期のいましろたかし』&『狂った果実』 『初期のいましろたかし〜ハーツ&マインズ+ザ★ライトスタッフ+その他』(小学館) 『狂った果実』(1981・根岸吉太郎監督作品)★★★★★★
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2002.9.8 『天才マックスの世界』『ピンポン』『天使のはらわた 赤い教室』 秋だねえ。秋。先月どどーんと復刻されたいましろたかしの漫画読んでます。熱い、熱いぞお。次回レビュー書きます。お楽しみに! 『天才マックスの世界』(1998/ウェス・アンダーソン監督作品)★★★★★
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22002.8.25 『ケンタッキー・フライド・ムービー』『裏切りの季節』『モダン夫婦生活読本』 いささか蝉たちの声も疲れ気味。夏も終わりじゃー。久々に映画感想文。勢いで書いたので熟読はダメだぞ! 『ケンタッキー・フライド・ムービー』(1976/ジョン・ランディス監督作品)★★★
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2002.8.14〜18 宇都宮〜鎌倉〜横浜、怒濤の旅日記 8/14、15と実家に帰還。宇都宮駅に降りた途端、「餃子弁当ぉおおぉおぉおおお!」というけたたましい売り子の声。壁には「みんな、この味で育った。」などという餃子屋"みんみん"の看板。地元人間びっくりの、誰にも止められない宇都宮餃子の町化計画もどうやら最終段階らしい。あれはもう10年前くらいになるだろうか。山田邦子のTV東京のレギュラー番組"おまかせ山田商会"で栃木を餃子の町にしよう!とノリノリで宇都宮駅東口に餃子像をおったてたところから全てははじまったということを一体何人が覚えているだろうか。(実際、餃子像の裏を見るとしかと"企画:TV東京
おまかせ山田商会"という刻印があるから確認してみよう。)栃木出身だと「ああ、餃子の!」などと言われるのはもはやあたりまえだが、どうにもこうにも違和感消えず。
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2002.8.11 夏本番、ついでに他力本願。 蝉がみんみんじりじり啼いて、少しノスタル爺ックな夕方。ようやく涼しくなってきたところだ。いやはや、夏本番といった感じで暑さも最高潮。うちは4階にあるので、洗濯物は数分で乾くのに俺の額には汗がじっとりとにじむ。ベランダもコンクリートが拷問に最適な程熱い。弟が大学の合宿だか何だかでいないので、部屋をぶちぬいて弟の部屋にしかないクーラーをがんがんにかけて扇風機で自分の部屋まで冷気を引っ張ってきくるなど奮闘はしているが、やはりどうにも暑い。
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2002.7.29 映画秘宝トークイベント報告&『恋人たちは濡れた』 ここんとこご無沙汰!そこんとこよろしく!ってなわけで「少林サッカー」にも負けないロマンポルノ版「エースをねらえ!」なーんつってキバって上映してきた金子修介の『濡れて打つ』。25日は映画秘宝編集部の田野邊さんとギンティ小林さんのトーク付を敢行。会場には"市川の乾アキラ"こと犬棒の姿も。上映は随所で笑い声があがるなどなかなか好評、上映後間髪いれず少林サッカーのテーマと共に暗闇に2人が乱入、ライトセーバーで一騎打ち開始。1分も持たずに息切れで終了、椅子を用意していると「AERAにインタビューされてたアップリンクのナヲイくんです!」などとおもむろに紹介され予定外のトーク参加へ。あたふた。ロマンポルノ、ピンク、町田康主演のカルトAV「ブギウギうっふん」までエロトーク満載。最後は田野邊さんから「何か面白いロマンポルノやピンクがあったらナヲイくんに連絡を!」という謎の締めくくりで幕を閉じた。企画終了後に2,3人からあなたがナヲイさんなんですね。何タラかんたらと話しかけられ「今後も頑張ってください!」などと言われ、辟易。この企画、「濡れて打つ」で終わりにしようと思ってるんですけどねーなんて言えないもんなあ。はは。 9月は近田春夫プロデュース、手塚真監督のロッキーホラーショー的ミュージカル『星くず兄弟の伝説』(1985)のDVDを発売。ヒロインを演じた戸川京子が自殺(ご冥福をお祈り致します)というハプニングはあったものの、岡崎京子も愛した(「東京ガールズブラボー」を読めばその影響はよーくわかります)伝説の一作の記念すべきソフト化である。内容の出来や80年代ならではのピコピコ曲の恥ずかしさはまあ置いておいてもその当時の風俗的な面白さは必見。豪華キャストにも要注目だ。詳細はまた後ほど! それと銀座シネパトスにて『恋人たちは濡れた』を鑑賞。フィルムで観たら感動2倍。やっぱし最高っつーわけで以下、感想文。 『恋人たちは濡れた』(1973) ★★★★★
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2002.7.20 『一条さゆり 濡れた欲情』他戯言数点。 |
2002.7.16 『荒野のダッチワイフ』(1967・大和屋竺監督作品) ★★★★★ |
2002.7.12 『狼男アメリカン』&FLAIMING LIPS『YOSHIMI BATTLE
THE PINK ROBOTS』 |
2002.7.7. 『スパイダーマン』『情事の履歴書』 『情事の履歴書』(1965/若松孝二監督作品) ★★ |
2002.7.1. ワールドカップ決勝・魔の環状七号線 ワールドカップ決勝、ブラジルVSドイツ。試合後、ポストの前を動かないカーンに泣けた。ブラジルに奪われた1点目は本当に悔しかったに違いない。今大会唯一のミスと言っても良かった。それをしたたかに決めるのがブラジルだ。ドイツは1人1人がサイボーグのように巧く組織的で、いわゆる勝利至上主義で観ていてワクワクはしない。それだからこそ唯一血が通ったような感じのするカーンの存在は際だつのかもしれない。(あとリトバルスキーを思い出させるドリブラーで、何かいつも泣きべそかいてるみたいなノビルも良いが。)次のドイツ自国でのワールドカップ時は36歳。老錬な赤鬼はピッチに立っているだろうか。。。今後の行く末、見届けたし。とにかくワールドカップは終わってしまった。思えばワールドカップらしいスーパーゴールってあまりなかった気がする。一番すごかったのは、入らなかったけどトルコのハカンが準決勝のブラジル戦で放ったFKからのダイレクトボレーかなあ。 さて、家庭の事情でしばし杉千代さんとも会えず映画「波」のサントラを聴きながら自宅で弟の部屋と入れ替わり作業を強行。謎の超広ベランダ側はなかなか開放感溢れてて宜しいのだが、虫がね。虫。こんにゃろ。こんにゃろ。んでもって今後の仕事とか人生のことなんか考えちゃったりなんかしちゃったりして。はは。週明けて見事に遅刻ですよ。あなた。あなーたー。あなーたー。あなたがーいてーほしいいいいいっとまあこういう歌とか使うからまた年齢に疑いかかるんだよな。久々にチャリンコで会社へGO。坂道にバテたりして。情けなし。ぼよーん。夜は佐藤寿保監督から恒例となった環七のローカルなコンビニで上映用素材受け取り。「これ、1本しかないからね」と言う寿保監督。めがねの奥の目が光ったような光ってないような。蒸し暑い上に変な汗かく俺。環七で変な汗かいたのは引っ越しの時に掃除機を自転車の前輪で大破して以来だ。何が起こるかわからない魔の環状七号線。夜1時で閉まってしまう謎のコンビニ、スリーエイトと共にあなどれないのである。むむう。
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